JAJA820B August   2016  – April 2025 DP83822H , DP83822HF , DP83822I , DP83822IF , DP83825I , DP83826E , DP83826I

 

  1.   1
  2.   DP8382x IEEE 802.3u 準拠およびデバッグ
  3.   商標
  4. 1用語
  5. 2規格とシステム要件
    1. 2.1 規格
    2. 2.2 テスト装置サプライヤ
    3. 2.3 テスト装置要件
  6. 3イーサネット物理レイヤ準拠テスト
    1. 3.1 規格テスト構成と手順
    2. 3.2 100BASE-TX 準拠テスト
      1. 3.2.1 テンプレート(アクティブ出力インターフェイス)
      2. 3.2.2 差動出力電圧
      3. 3.2.3 立ち上がりおよび立ち下がり時間
      4. 3.2.4 波形オーバーシュート
      5. 3.2.5 ジッタ
      6. 3.2.6 デューティ サイクルの歪み
      7. 3.2.7 リターン ロス
    3. 3.3 10BASE-Te 準拠テスト
      1. 3.3.1 リンク パルス
      2. 3.3.2 10BASE-Te 規格
        1. 3.3.2.1 TP_IDL
        2. 3.3.2.2 MAU、内部
        3. 3.3.2.3 TPM ありのジッタ
        4. 3.3.2.4 TPM なしのジッタ
        5. 3.3.2.5 差動電圧
        6. 3.3.2.6 同相電圧
        7. 3.3.2.7 リターン ロス
        8. 3.3.2.8 高調波コンテンツ
  7. 4DP83825 VoD スイングのチューニング方法
    1. 4.1 DP83825 VoD スイングのチューニング例
  8. 5DP8382x 向けの IEEE802.3u 準拠テスト スクリプト
  9. 6参考資料
  10. 7改訂履歴

規格テスト構成と手順

イーサネット物理層準拠テストでは、必要なテスト モード スクリプトを構成するため、シリアル管理インターフェイス(SMI、MDIO インターフェイスとも呼ばれる)経由で PHY を管理します。テスト結果は、オシロスコープのイーサネット準拠ソフトウェア(Tektronix の TDSET3 テスト ソフトウェアなど)によって決定および記録されます。本ソフトウェアを適切に操作するには、装置の取扱説明書を参照してください。

イーサネット物理層の各準拠テストの変動は、主に PHY のテスト モード(セクション 5 を参照)と、テスト用治具への接続です図 3-1

このソフトウェアは通常、多くの速度オプションをテストできますが、目的の最終アプリケーションや使用事例に合わせたテストを行うことが重要です。10Mbps~100Mbps のテストでは、1 つまたは 2 つのチャネル(MDI または MDIX に依存)をテストする必要があります。

テストを実施する際に、サンプル サイズと実行ごとの変動を考慮することが重要です。

 テスト用治具に接続された DP83822図 3-1 テスト用治具に接続された DP83822