JAJA903 June 2025 MSPM0C1104 , MSPM0G3507 , MSPM0L1306
デバイスに基づいて、汎用タイマ (TIMG) と高度制御タイマ (TIMA) の 2 種類のタイマを使用できます。どちらのタイマも共通のタイマ アーキテクチャを使用しており、キャプチャ機能は同じです。TIMG には、最大 2 つの同一のキャプチャおよび比較ブロックがあります。TIMA には、外部または内部信号をサポートするために、最大 4 つの同一のキャプチャおよび比較ブロックが搭載されています。ただし、TIMG14 は例外として最大 4 つのブロックをサポートできます。
パルス幅キャプチャは、CCP 上の信号の High 時間を測定します。High 時間とは、CCP 入力の立ち上がりエッジから立ち下がりエッジまでの TIMCLK 周期数を指し、PWM 入力信号のデューティ サイクルを測定する用途に有用です。カウンタは正のエッジでロードされ、負のエッジでキャプチャされます (キャプチャ イベントが生成されます)。
図 1-1 パルス幅キャプチャ モードすでに説明したように、MSPM0 タイマは立ち上がりエッジと立ち下がりエッジに依存して、PWM デューティ サイクルを測定します。0% と 100% のデューティ サイクルにはこれらのエッジがないため、これらは直接キャプチャすることはできません。