JAJA903 June   2025 MSPM0C1104 , MSPM0G3507 , MSPM0L1306

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. 1MSPM0 タイマ キャプチャおよび比較モジュールの概要
  5. 20%または 100% のデューティ サイクルをキャプチャするための実装
    1. 2.1 アプリケーションの条件
    2. 2.2 実装の概要
      1. 2.2.1 COMP 検出の High または Low を使用
      2. 2.2.2 ADC を使用して High と Low を検出
      3. 2.2.3 GPIO 検出の High または Low を使用
  6. 3デモ コードの実行
  7. 4まとめ
  8. 5参考資料

MSPM0 タイマ キャプチャおよび比較モジュールの概要

デバイスに基づいて、汎用タイマ (TIMG) と高度制御タイマ (TIMA) の 2 種類のタイマを使用できます。どちらのタイマも共通のタイマ アーキテクチャを使用しており、キャプチャ機能は同じです。TIMG には、最大 2 つの同一のキャプチャおよび比較ブロックがあります。TIMA には、外部または内部信号をサポートするために、最大 4 つの同一のキャプチャおよび比較ブロックが搭載されています。ただし、TIMG14 は例外として最大 4 つのブロックをサポートできます。

パルス幅キャプチャは、CCP 上の信号の High 時間を測定します。High 時間とは、CCP 入力の立ち上がりエッジから立ち下がりエッジまでの TIMCLK 周期数を指し、PWM 入力信号のデューティ サイクルを測定する用途に有用です。カウンタは正のエッジでロードされ、負のエッジでキャプチャされます (キャプチャ イベントが生成されます)。

 パルス幅キャプチャ モード図 1-1 パルス幅キャプチャ モード

すでに説明したように、MSPM0 タイマは立ち上がりエッジと立ち下がりエッジに依存して、PWM デューティ サイクルを測定します。0% と 100% のデューティ サイクルにはこれらのエッジがないため、これらは直接キャプチャすることはできません。