JAJA929 July   2025 MSPM0G3507

 

  1.   1
  2.   商標
  3. 1はじめに
    1. 1.1 サポート機能
    2. 1.2 CAN フレーム フォーマット
    3. 1.3 SPI メッセージフレームフォーマット
  4. 2実装
    1. 2.1 SPI メッセージ形式
      1. 2.1.1 SPI コマンド
      2. 2.1.2 命令セット
    2. 2.2 タイムアウト機能
    3. 2.3 エラー表示
    4. 2.4 ビジーステータスの表示
    5. 2.5 メッセージ RAM の構成
    6. 2.6 テスト環境
  5. 3参考資料

CAN フレーム フォーマット

図 1-2図 1-3図 1-4に CAN-FD のフレーム フォーマットを示します。ビット値1はリセッシブとみなされ、値0はドミナントとみなされます。

MSPM0G3507 CAN 2.0A フレームフォーマット図 1-2 CAN 2.0A フレームフォーマット
MSPM0G3507 CAN 2.0B フレームフォーマット図 1-3 CAN 2.0B フレームフォーマット
MSPM0G3507 CAN-FD フレームフォーマット図 1-4 CAN-FD フレームフォーマット
表 1-2 CAN-FD フレームのビットと定義
ビット 説明
SOF フレームの開始
IDE 識別子拡張
FDF FDフォーマットインジケータ
BRS ビットレートのスイッチング
ESI エラーステータスインジケータ
DLC データ長コード
CRC 巡回冗長検査。
  • IDE = リセッシブ、拡張 (29ビット) 識別子を示す、IDE = ドミナント、標準 (11ビット) 識別子を示す。
  • FDF = リセッシブ、CAN-FD形式を示す、FDF = ドミナント、CANフレームを示す
  • BRS = リセッシブ、ビットレートのより高速なスイッチングを示す、BRS = ドミナントで、レートの変化がないことを示す