JAJA929 July   2025 MSPM0G3507

 

  1.   1
  2.   商標
  3. 1はじめに
    1. 1.1 サポート機能
    2. 1.2 CAN フレーム フォーマット
    3. 1.3 SPI メッセージフレームフォーマット
  4. 2実装
    1. 2.1 SPI メッセージ形式
      1. 2.1.1 SPI コマンド
      2. 2.1.2 命令セット
    2. 2.2 タイムアウト機能
    3. 2.3 エラー表示
    4. 2.4 ビジーステータスの表示
    5. 2.5 メッセージ RAM の構成
    6. 2.6 テスト環境
  5. 3参考資料

サポート機能

CAN FD のサポート

  • 最大 1MbpS 公称ビット レート、5MbpS データ ビット レート
  • 受信専用および送信専用バッファ (各側に4つ)
  • 送信および受信 FIFO (それぞれ深度4)
  • 拡張および標準フィルタエレメント (送信側および受信側に各8個)

SPI

  • 最大 8MHz の周波数をサポート
  • 4線式 Motorola Phase0 Polarity0 モード向けに実装

エラー表示

  • 命令エラーおよびタイムアウトステータスの表示

SPI から CAN へのブリッジは、Classical CAN と CAN-FD の各フォーマットをサポートします。CAN と CAN-FD のフレーム フォーマットの違いについては、表 1-1に詳述します。

表 1-1 CAN と CAN-FD の違い
機能 CAN 2.0 CAN 2.0B CAN FD
識別子: 標準 (11ビット)

標準 (11ビット)

拡張 (29ビット)

標準 (11ビット)

拡張 (29ビット)

データ レート 最大 1MbpS 最大 1MbpS 最大 8MbpS
ペイロード 0 - 8 バイト 0 - 8 バイト 0 - 64 バイト