JAJA982 August   2025 DP83826AE , DP83826AI , DP83826E , DP83826I

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. 1はじめに
  5. 2DP83826x と DP83826Ax の違い
    1. 2.1 高速リンクドロップ (FLD) ストラップ構成
      1. 2.1.1 ベーシック モード
      2. 2.1.2 拡張モード
    2. 2.2 EMC 性能
  6. 3まとめ
  7. 4参考資料

ベーシック モード

DP83826x BASIC モードでは、高速リンク ドロップがデフォルトで有効化されています。RX エラーおよび信号およびエネルギー損失カウントでは、高速リンクドロップが有効になります。

DP83826Ax BASIC モードでは、高速リンクドロップがデフォルトで有効化されています。BASIC モードでの追加の FLD メカニズムは、表2-1 に示すように、Strap11 によって決定できます。

表 2-1 DP83826Ax Basic モード FLD 構成
ストラップ構成RX エラー カウントMLT3 エラー カウント低信号対雑音比スレッショルド信号およびエネルギー損失デスクランブラ リンク損失
ストラップ 11 = Low (デフォルト)イネーブルイネーブル

ディセーブル

イネーブル

ディセーブル

ストラップ 11 = Highディセーブルディセーブル

DP83826x と DP83826Ax のいずれの場合も、追加構成は制御レジスタ 3 (CR3、レジスタ アドレス 0x000B) を使用してプログラムできます。ビット [3:0] およびビット [10] を使用すると、各種 FLD 状態を有効化することができます。