JAJAA81A December 2023 – August 2025 DP83869HM
PHY 内の各種機能ブロックをテストおよび検証するループバックの複数オプションがあります。ループバック モードを有効化すると、MII および MDI データ パスのインサーキット テストが可能となります。DP83869 は、ニアエンド (MII) ループバック モードのいずれか、またはリバース (MDI) ループバック モードに構成できます。
図 2-21 ループバックループ バックの可用性は、PHY の動作モードによって異なります。これらのループバックモードのリンクステータスも、動作モードの影響を受けます。表 2-15 に、ループバックが使用できない例外を示します。
| 動作モード | ループ バック | 例外 |
|---|---|---|
| 銅 | PCS | 10M |
| ファイバ | MII | 100M |
| PCS | 100M | |
| アナログ | 100M、1000M | |
| SGMII から RGMII へ | PCS | 10M、100M、1000M |
| デジタル | 10M、100M、1000M | |
| アナログ | 10M、100M、1000M | |
| 外部 | 10M、100M、1000M | |
| RGMII から SGMII へ | PCS | 10M、100M、1000M |
| 外部 | 10M、100M、1000M | |
| メディア コンバータ | MII | 100M、1000M |
| アナログ | ファイバ インターフェイスで 100m | |
| 外部 | ファイバ インターフェイスで 100m | |
| 銅線インターフェイスで 100m、1000M |
レジスタ 0x0000[14] を設定すると、MII ループ バックがイネーブルになります
100Base-TX モードでは、レジスタ 0x0016[3] も設定します
レジスタ 0x0016[5] を設定することでリバース ループ バックがイネーブルになります