JAJAAC0 December   2025 AM625 , AM62A7 , AM62D-Q1 , AM62P , AM6442

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. 1はじめに
  5. 2用語
  6. 3ブート モードとフラッシュの互換性について
  7. 4フラッシュの統合と SysConfig のセットアップ
    1. 4.1 FLASH のパラメータ
      1. 4.1.1 推奨アプローチ
    2. 4.2 OSPI のパラメータ
  8. 5起動に関する一般的な問題とデバッグ
    1. 5.1 ブート エラー
    2. 5.2 既知のエラッタ
    3. 5.3 フラッシュ初期化エラー
      1. 5.3.1 FLASH と OSPI の SysConfig の値
      2. 5.3.2 フラッシュ デバイスとメーカー ID の読み取りエラー
      3. 5.3.3 PHY エラー
    4. 5.4 フラッシュの読み取りエラー
    5. 5.5 フラッシュ プログラム エラー
  9. 6OSPI および FLASH のサポートを要求するためのチェックリスト
  10. 7まとめ
  11. 8参考資料

ブート モードとフラッシュの互換性について

ROM でサポートされているシリアル NOR/NAND フラッシュ用の各種ブート モードについては、こちらのテクニカル リファレンス マニュアルを参照してください。それぞれのブート モードでは、読み取りコマンドの発行に使用するプロトコル ROM が記述されています。プロトコルはブート モードごとに異なります。たとえば、SPI (プロトコル 1S-1S-1S) ブート モードの場合、ROM は読み取りコマンド 0x03 (8 ビット) を発行し、それに続いて 3 バイト (24 ビット) のアドレスを発行します。ダミー サイクルは発行しません。

ブート モードの記述に従っている場合、フラッシュはブート対応とみなされます。フラッシュは、次のパラメータをサポートしています。

  1. プロトコル。
  2. 読み取りコマンド。
  3. 読み取りコマンドおよびアドレスのバイト数 (3 バイト /4 バイト)。
  4. 読み取りのダミー サイクル数。

カスタム フラッシュの場合、これらの値を取得するには、フラッシュ固有のデータシートを参照してください。フラッシュ データシートでは、これらの値は「コマンド セット」、「コマンド テーブル」、「命令セット」、「命令テーブル」、「トランザクション セット」、「トランザクション テーブル」というセクションに記載されています。