JAJSDR0B July 2017 – June 2025 TPS7A39
PRODUCTION DATA
TPS7A39 はデュアル、モノリシック、高 PSRR の低ドロップアウト (LDO) 正/負電圧レギュレータで、最大 150mA の電流をソース(およびシンク)できます。レギュレートされた出力は、個別かつ外部的に対称電圧または非対称電圧に調整できるので、シグナル コンディショニング向けのデュアル バイポーラ電源として適しています。
TPS7A39 の正および負の出力は、起動中、レシオメトリックに相互トラッキングすることで、フローティング状態や、デュアルレール システムによくあるその他の電源シーケンスの問題を軽減します。負の出力を最大 0V までレギュレートできるため、単電源アンプの同相電圧範囲が広くなります。また、TPS7A39は高いPSRR能力を備えており、シグナル インテグリティを損なうおそれのあるスイッチング ノイズなどの電源ノイズを排除します。
シグナル チェーンへの電源供給
単調なスタートアップのトラッキング両方のレギュレータが単一の正論理イネーブル ピンで制御され、標準デジタル ロジックとインターフェイスできます。コンデンサ プログラマブルなソフトスタート機能により、突入電流と起動時間を制御します。高精度出力および出力電圧マージニングの実現や、その他の電源のトラッキングのために、TPS7A39 の内部基準電圧を外部基準電圧でオーバーライドできます。また、TPS7A39 では基準電圧出力がバッファリングされているので、システム内のその他のコンポーネントの基準電圧として使用できます。
これらの機能により、TPS7A39 はオペアンプ、D/A コンバータ (DAC) 、その他の高精度アナログ回路に電源供給するための堅牢でありながら簡易なソリューションを提供します。