JAJSG67G September 2018 – December 2025 TPS7H2201-SEP , TPS7H2201-SP
PRODUCTION DATA
IL ピンと GND との間に接続される外部抵抗を使用して、電流制限をプログラムできます。このプログラムされた電流制限 (精度 ±20%) は、デバイスに流れる連続電流を意味しているため、最大電流定格 (6A) で動作した場合、プログラムされる電流制限を 20% 高く設定する必要があります。図 8-3 に示すように、プログラマブルな電流制限により、ソフト短絡から保護されます。電流制限の抵抗値については、VIN ≤ 3V の場合、式 7 を使用して RIL (Ω) を計算します。また、VIN > 3V の場合は 式 8 を使用して計算します。ここで、IL はプログラムされる電流制限値 (アンペア) です。
VIN ≤ 3V の場合:
VIN > 3V の場合:
このプログラマブルな電流制限機能は、高速トリップ モード中にアクティブになる内部電流制限とは異なります (図 8-4 を参照)。この場合の電流制限イベントはハード短絡として定義されており、この電流制限 (通常 22A) はプログラムできません。