JAJSP86C November 2023 – May 2025 TMAG3001
PRODUCTION DATA
TMAG3001は、必要に応じて、磁気軸の 1 つのゲイン補正を可能にします。磁気ゲインを設定するためのレジスタ構成を、表 6-16に示します。MAG_GAIN_CH ビットと ANGLE_EN[1:0] ビットを使用して、ゲイン変更用に設定できる特定の磁気チャネルを設定します。Sensor_Config_4 レジスタは、Gain_Config を 8 ビット値として格納するために使用されます。
| レジスタ名 | ANGLE_EN = 1b かつ THR_SEL = 00 または 01 または 11b の場合のレジスタ エイリアス | 説明 |
|---|---|---|
| Sensor_Config_4 | GAIN_Config[7:0] | Sensor_Config_2 レジスタの MAG_GAIN_CH と ANGLE_EN[1:0] の値で定義されているように磁気チャネルの 1 つのゲインを構成します |
Gain_Config[7:0] は、測定された磁界に対する直接逓倍器で、値は 0 ~ 1 です。Gain_Config[7:0] の LSB サイズは 0.00390625 です。たとえば、TMAG3001 によって測定されたフィールドが 20mT で、Gain_Config[7:0] の設定を 80h として使用した場合、ゲイン設定は 0.5、結果として X_Result の値は 10mT です。
| ゲイン (mT/mT) | GAIN_CONFIG[7:0] | |
|---|---|---|
| 2 進数 | 16 進数 | |
| 0 | 0000 0000 | 00h |
| 0.00390625 | 0000 0001 | 01h |
| 0.25 | 0100 0000 | 40h |
| 0.5 | 1000 0000 | 80h |
| 0.75 | 1100 0000 | C0h |
| 0.99609375 | 1111 1111 | FFh |
例として、図 6-26に Gain_Config[7:0] レジスタ設定を使用して、訂正された磁界の振幅を示します。センサの選択と順序は、ANGLE_EN[1:0] レジスタ ビット設定で定義します。Gain_Config[7:0] レジスタが 00h に設定されている場合、選択したチャネルのゲイン補正はディセーブルになります。