JAJSUN4B December 2024 – June 2025 BQ2969T
PRODMIX
BQ2969T ファミリは、リチウムイオン および LiFePO4 (LFP) バッテリ パック アプリケーション向け 3mA 安定化出力電源および制御 / PTC 入力付き高精度低消費電力の過電圧保護素子です。
2~4 直列セル スタック内の各セルの過電圧状態を個別に監視します。いずれかのセルで過電圧状態が検出されると、内部固定遅延タイマが起動します。遅延タイマがタイムアウトすると、過電圧状態が発生したことを示すために出力ピンがアクティブ状態にトリガされます。
安定化出力電源は、リアルタイム クロック (RTC) 発振器などの常時オン回路を駆動するために最大 3mA の電流を出力します。BQ2969T ファミリは、いずれかのセル電圧がプログラム可能な低電圧スレッショルドを下回ると安定化出力をオフにする自己ディセーブル機能を備えており、それによってバッテリの消耗を防止できます。
BQ2969T ファミリには CTL ピンが含まれており、必要に応じて OUT ピンをアサートするために使用できます。本デバイスの CTL ピンと VDD ピンの間に PTC サーミスタが接続されている場合、本デバイスは過熱 (OT) 保護もサポートしています。
BQ2969T ファミリは非常に小さい消費電力で動作し、通常動作時の消費電流はわずか 1.23μA (レギュレータの負荷電流を除く) であり、低電圧状態では 0.25uA まで低下します。低電圧状態であっても、本デバイスは他のいずれかのセルで過電圧状態を検出でき (不均衡なパックで発生する可能性があります)、出力ピンをアサートすることができます。