JAJSVX4A December 2024 – May 2025 MCF8316D
PRODUCTION DATA
MCF8316D は、EEPROM レジスタに対する構成可能な読み取り / 書き込み保護機能を備えています。この保護レベルは、次のリストに示すように、EEPROM_LOCK_MODE を使用して設定できます。
パスコードは、DEVICE_CONFIG1 レジスタの EEPROM_LOCK_KEY で示される EEPROM の 15 ビット フィールドです。EEPROM_LOCK_MODE が 00b または 01b に設定されている場合、EEPROM_LOCK_KEY は、書き込みアクセスはできますが、読み取りアクセスはできません。
パスコードを使った読み取り / 書き込み保護が有効化されている場合 (EEPROM_LOCK_MODE が 01b または 10b に設定されている場合)、パワーアップ / ウェークアップが済むたびに、ユーザーは、EEPROM_LOCK_KEY で設定されたパスコードを 0xF8 レジスタの USER_EEPROM_KEY ビット フィールドに書き込んだ後、I2C を介して最初の EEPROM 読み取り / 書き込みトランザクションを送信する必要があります。パワーアップ / ウェークアップ後に有効なパスコードを 1 回書き込むだけで、パワー リセット、スリープ モードへの移行、デジタル リセット、誤ったパスコード書き込みがない限り、その後のすべての EEPROM 読み取り / 書き込みトランザクションは承認されます。無効なパスコードが書き込まれると、その後の EEPROM 読み取り / 書き込みトランザクションは拒否され、MCF8316D は読み取り / 書き込み要求に応答しません。読み取り / 書き込み保護は、EEPROM だけでなく、対応するシャドウ / RAM 位置にも適用されます。EEPROM_LOCK_MODE とパスコードは EEPROM レジスタの一部であるため、これらのビット フィールドには、EEPROM_LOCK_MODE で設定されたものと同じレベルの読み取り / 書き込み保護が適用されます。