JAJSWM9 May 2025 TAS5830
PRODUCTION DATA
図 6-14 に示すように、シングル バイトのデータ読み取り転送では、コントローラ デバイスが開始条件を送信し、次に I2C デバイス アドレスと R/W ビットを送信することで開始されます。データ読み取り転送の場合、実際には書き込みとその次の読み取りの両方が行われます。最初に、内部メモリ アドレスの読み取りに必要なアドレス バイトを転送するために、書き込みが実行されます。その結果、R/W ビットは 0 になります。このデバイスは、アドレスと 読み取り / 書き込み ビットを受信すると、アクノリッジ ビットで応答します。さらに、内部メモリアドレスを送信後、コントローラデバイスは別の開始条件に続いて、アドレス、R/W ビットを送信します。このとき、R/W ビットは 1 に設定され、読み取り転送が実行されたことを示します。デバイスは、アドレスと R/W ビットを受信すると、再度アクノリッジ ビットで応答します。次に、デバイスは読み取り中のメモリ アドレスからデータ バイトを送信します。データ バイトを受信すると、コントローラデバイスは非応答(not-acknowledge)を送信し、その後、停止条件を出して、シングルバイトデータ読み取り転送が完了します
図 6-14 ランダム読み取り転送