JAJUA30F May 2017 – October 2025
AM572x IDK EVM には 4 つの 100Mb Ethernet ポートが搭載されており、それぞれが産業用 PHY/トランシーバ (TLK105L) に接続されています。これらはさらに、磁気結合素子を内蔵した RJ45 金属コネクタ J3、J5、J6、J8 に接続されています。これらのイーサネット トランシーバは、AM5728 プロセッサ内の PRU1 および PRU2 サブシステムに接続されています。表 2-4 は、PRU-ICSS ポートから RJ45 コネクタへのマッピングを示します。
MII インターフェイスの COL 機能は使用しません。TLK105L には、COL ピンの高速リンク ステータスを提供するソフトウェアを介してイネーブルにする必要のある機能が含まれています。このため、このピンは PRU-ICSS ポートに RXLINK 入力に接続されています。
リアルタイム コード開発をサポートするため、テスト用ヘッダ J4 および J7 が利用できます。含まれている信号は、簡単なプローブに使用できます。
トランシーバのリセットは、AM5728 プロセッサへの PORz リセットと同時に ow に駆動されます。各トランシーバのリセットは、プロセッサからの個別の GPIO 信号によって個別に low に駆動することもできます。TLK105L の各産業用トランシーバに 25MHz のクロックが供給されます。
| コネクタ | PRU-ICSS ポート | MDIO アドレス | 注 |
|---|---|---|---|
| J3 | PRU1ETH0 | PRU1 に 0x0 | デフォルト構成では使用できません。MII ピンを RGMII0 と多重化。 |
| J5 | PRU1ETH1 | PRU1 に 0x1 | デフォルト構成では使用できません。MII ピンを RGMII1 と多重化。 |
| J6 | PRU2ETH0 | PRU2 に 0x0 | |
| J8 | PRU2ETH1 | PRU2 に 0x1 |