JAJUA30F May 2017 – October 2025
電源シャットダウン シーケンスの早期調査中、デュアル電圧 I/O セル電源 (VDDSHVx) への 3.3V 電源ごとにクランプが必要であることが判明しました。この設定により、AM572x Sitara プロセッサ シリコン リビジョン 2.0 データ マニュアル (SPRS982) および (SPRS982) の図 5-3 に示されている要件、すなわち「3.3V 電源入力は、立ち上がりおよび立ち下がり時を含め、VDDS18V 電源より 2.0V 以上高くなってはならない」という条件が満たされます。AM572x IDK EVM 設計には、ほぼすべての VDDSHVx 電源に電力を供給する V3_3D と、MMC1 の SDCARD で使用される VDDSHV8 に電力を供給する VSDMMC の両方に、これらのクランプ回路が含まれています。その後、デバイスの信頼性を維持する唯一の方法は、AM572x Sitara プロセッサ シリコン リビジョン 2.0 データ マニュアル (SPRS982) および の図 5-1 および 図 5-2 に示されている電源シーケンス要件を完全に遵守することであると判明しました。コンパニオン PMIC である TPS6590377 が強化されており、短時間のシャットダウン シーケンスを実行して、PMIC 入力が電源を保持できる期間 (約 1ms) 内に DM 要件を強制します。PMIC は、電源がオフになったときに電源を迅速にプルダウンするための電源放電抵抗も備えています。コンパニオン PMIC に備わっているこれら 2 つの機能により、クランプ回路は不要になります。ただし、電源スイッチ経由で VDDSHVx 電源に電力を供給するために REGEN1 を使用する設計には、クランプ回路が必要です。使用可能な電源スイッチは、電源を十分に速く放電しないでください。