パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (RTV) | 32 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 4,500 | LARGE T&R |
DS91M040 の特徴
- DC ~ 125MHz/250Mbps の低ジッタ、低スキュー、低消費電力
- 広い同相入力電圧範囲: 最大でGND ノイズの± 1V まで対応
- TIA/EIA-899 M-LVDS 規格に準拠
- ピンで選択可能なM-LVDS レシーバ・タイプ(1 または2)
- 2.0ns (typ) の制御された信号の推移時間により、信号反射を最小限に抑制
- M-LVDS I/O ピンのESD 耐圧は8kV で、隣接する部品を保護
- フロースルー端子によりPCB レイアウトが容易
- 占有面積5mm × 5mm のLLP-32 省スペース・パッケージ
DS91M040 に関する概要
DS91M040 は、最大4 つのマルチポイント・ネットワークとの間でクロックまたはデータ信号を送受信できるクワッドM-LVDSトラ ンシーバです。
M-LVDS ( マルチポイントLVDS) とは、LVDS 技術を基礎にした新たなバス・インタフェース・デバイス・ファミリで、マルチ ポイントやマルチドロップのケーブル/ バックプレーン・アプリケーション向けに設計されています。 M-LVDS では標準的な LVDS に比べて駆動電流が増加しているため、マルチポイント・アプリケーションに必要な二重終端への対応が可能になりまし た。 信号の立ち上がり/ 立ち下がり推移時間を制御して、マルチポイント構成での、無終端スタブに起因する信号反射を最小 限に抑えています。 また、負荷が大きくてノイズの多いバックプレーン環境でノイズ・マージンが高く取れるように、同相入力電 圧範囲も非常に広く取られています。
DS91M040 の各チャネルは、ドライバの入力部でLVTTL/LVCMOS 信号を受けて、それを差動M-LVDS 信号のレベル に変換する半二重トランシーバです。 レシーバの入力部では、小振幅差動信号(LVDS、BLVDS、M-LVDS、LVPECL、CML) を受けて、それを3V のLVCMOS 信号に変換します。DS91M040 は、M-LVDS タイプ1 とタイプ2 の両方のレシーバ 入力をサポートしています。