パッケージ情報
パッケージ | ピン数 TO-263 (KTT) | 5 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 500 | LARGE T&R |
LM2991 の特徴
- 出力電圧は-3V~-24V(通常-2V~-25V)の範囲で可変
- 1Aを超える出力電流
- ドロップアウト電圧: 0.6V (1A負荷時の標準値)
- 低い静止電流
- 内部的な短絡電流制限
- 内部的なサーマル・シャットダウン、ヒステリシスあり
- TTL、CMOS互換のON/OFFスイッチ
- LM2941シリーズを機能的に補完
アプリケーション
- スイッチャ後のレギュレータ
- ローカル、オンカード・レギュレーション
- バッテリ駆動の機器
- 産業用
- 計装機器
All trademarks are the property of their respective owners.
LM2991 に関する概要
LM2991は低ドロップアウトの可変負電圧レギュレータで、出力電圧範囲は-3V~-24Vです。LM2991は最大1Aの負荷電流を供給し、ON/OFFピンを搭載しているためリモートでシャットダウン可能です。
LM2991は新しい回路設計手法により、低いドロップアウト電圧、低い静止電流、低い温度ドリフト係数の高精度基準電圧を実現しています。1A負荷電流でのドロップアウト電圧は通常0.6V (標準値)で、動作温度範囲の全体にわたってワーストケースの1V (最大値)が保証されています。静止電流は負荷電流1A、入出力の電圧差分が3Vを超えるとき、1mA (標準値)です。内部バイアス電源の独自の回路設計により、レギュレータがドロップアウト・モード(VOUT - VIN ≤ -3V)のときは静止電流がわずか9mA (標準値)に制限されます。
LM2991は短絡防止が保証され、サーマル・シャットダウンにヒステリシスが組み込まれていることで、意図せずに長期間の過負荷が発生した場合にもデバイスの信頼性が強化されています。LM2991は5リードのTO-220およびDDPAK/TO-263パッケージで供給され、車載用温度範囲の-40℃~+125℃での動作が規定されています。Mil-Aeroバージョンも利用できます。