パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (RUM) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 150 |
パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
LM5150-Q1 の特徴
- AEC-Q100 認定済み:
- デバイス温度グレード 1:-40℃~+125℃の動作時周囲温度範囲
- デバイス HBM ESD 分類レベル 2
- デバイス CDM ESD 分類レベル C4B
- 機能安全対応
- VOUT ≥ 5Vのとき、1.5V~42Vの広いVIN入力範囲 (絶対最大定格 65V)
- 低いシャットダウン電流 (IQ ≤ 5µA)
- 低いスタンバイ電流 (IQ ≤ 15µA)
- 4 つのプログラム可能な出力電圧オプション、2 つの構成を選択可能
- 6.8V、7.5V、8.5V、10.5V
- アイドリング・ストップまたはE-Call 構成
- 220 kHz~2.3 MHz の可変スイッチング周波数
- ウェークアップ・モードとスタンバイ・モードの自動的な遷移
- 選択可能なクロック同期
- 昇圧ステータス・インジケータ
- 1.5A ピーク MOSFET ゲート・ドライバ
- 調整可能なサイクル単位の電流制限
- サーマル・シャットダウン
- ウェッタブル・フランクと非ウェッタブル・フランク・オプションの 16 ピン WQFN
- WEBENCH Power Designer により LM5150-Q1 を使用するカスタム設計を作成
LM5150-Q1 に関する概要
LM5150-Q1 デバイスは、入力範囲の広い自動昇圧コントローラです。このデバイスは、自動車のクランキング時に車両のバッテリから、または車両のバッテリがないときにバックアップ・バッテリから、出力電圧を維持するためのプリ昇圧コンバータとして適しています。
LM5150-Q1 のスイッチング周波数は、220kHz~2.3MHz の範囲で抵抗を使ってプログラム可能です。高速なスイッチング (2.2MHz 以上) により、AM 帯域との干渉が最小化され、ソリューション・サイズの小型化と、高速な過渡応答を実現できます。
LM5150-Q1 は、設定済みのスタンバイ・スレッショルドよりも入力または出力電圧が高いときは IQ の低いスタンバイ・モードで動作し、出力電圧が設定済みのウェークアップ・スレッショルドを下回ると自動的にウェークアップします。
このデバイスは、IQ の低いスタンバイ・モードとの間で遷移を行うことにより、軽負荷時にバッテリ駆動時間を延長します。1 本の抵抗により、目標出力レギュレーション電圧と、構成の両方をプログラムできます。その他、低いシャットダウン電流、昇圧ステータス・インジケータ、サイクル単位の可変電流制限、サーマル・シャットダウンなどの機能が搭載されています。