パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SSOP (DB) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
SN65C3221 の特徴
- 3V~5.5V の VCC 電源で動作
- 最大 1Mbit/s で動作
- 小さいスタンバイ電流:1µA (標準値)
- 外付けコンデンサ:4 × 0.1µF
- 3.3V 電源で 5V ロジック入力を受容
- 人体モデル (HBM) で ±15kV を超える RS-232 バス・ピン ESD 保護
- 自動パワー・ダウン機能により、ドライバを自動的にディスエーブルすることで電力を節約
SN65C3221 に関する概要
SN65C3221 と SN75C3221 は 1 つのライン・ドライバ、1 つのライン・レシーバ、1 つのデュアル・チャージ・ポンプ回路で構成されており、±15kV のピン間 (シリアル・ポート接続ピン、GND を含む) ESD 保護機能を備えています。これらのデバイスは、非同期通信コントローラとシリアルポート・コネクタの間の電気的インターフェイスとして機能します。チャージ・ポンプと 4 つの小さな外付けコンデンサにより、3V~5.5V の単一電源で動作できます。これらのデバイスは最大 1Mbit/s のデータ信号速度、24V/µs~150V/µs のドライバ出力スルーレートで動作します。
シリアル・ポートが使われていない際のパワー・マネージメントを柔軟に制御できます。FORCEON が LOW かつ FORCEOFF が HIGH の場合、自動パワー・ダウン機能が動作します。この動作モード中、デバイスがレシーバ入力で有効な RS-232 信号を検出しない場合、ドライバ出力はディスエーブルになります。FORCEOFF を LOW に設定しかつ EN を HIGH に設定すると、ドライバとレシーバはどちらもシャットダウンされ、消費電流は 1µA に減少します。シリアル・ポートを切り離した場合、またはペリフェラル・ドライバをオフにした場合、自動パワー・ダウン状態になります。FORCEON と FORCEOFF を HIGH にすると、自動パワー・ダウンを無効にできます。自動パワーダウンが有効な場合、レシーバの入力に有効な信号が印加されると、デバイスは自動的にアクティブになります。INVALID 出力は、レシーバの入力に RS-232 信号が存在するかどうかをユーザーに通知します。INVALID は、レシーバの入力電圧が 2.7V を上回っている場合、−2.7V を下回っている場合、−0.3V と 0.3V の間にあった期間が 30µs 未満である場合のいずれかの場合、HIGH (有効データ) になります。INVALID は、レシーバの入力電圧が 30µs を超える期間 −0.3V と 0.3V の間にある場合、LOW (無効データ) になります。レシーバの入力レベルについては、Figure 7-5 を参照してください。