パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (RSB) | 40 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS53681 の特徴
- 変換入力電圧範囲:4.5V~17V
- 8ビットDAC、5mVまたは10mVの分解能を選択可能、出力電圧範囲:0.25V~1.52Vまたはデュアルチャネルで0.5~2.8125V
- 位相構成
- 最大(6相+2相)または(5相+3相)
- 最小(1相+1相)
- ドライバ不要の構成により効率的な高周波数のスイッチングを実現
- PMBusインターフェイスを介して設定可能なスルーレートによる動的な出力電圧遷移
- 閉ループ周波数制御による周波数選択:300kHz~1MHz
- プログラム可能な内部ループ補償
- 不揮発性メモリ(NVM)により設定可能なため外付け部品点数が少ない
- 位相ごとの電流較正およびレポート
- 設定可能な電流スレッショルドによる動的な位相シェディングで軽負荷時および重負荷時の効率を最適化
- 高速な位相追加によるアンダーシュート低減(USR)
- TI NexFET™電力段への完全対応により高密度ソリューションを実現
- 正確で変更可能な電圧ポジショニング
- 特許取得の AutoBalance™フェーズ・バランシング
- 位相単位で16レベルの電流制限を選択可能
- PMBus™電圧、電流、電力、温度、フォルト状態の遠隔測定に対応するシステム・インターフェイス
- 低静止電流
- 5mm×5mm、40ピン、QFN PowerPad™パッケージ
TPS53681 に関する概要
TPS53681はデュアルチャネル対応の、不揮発性メモリ(NVM)と PMBus™インターフェイスを内蔵した多相降圧コントローラで、TIのNexFET ™出力段に完全対応しています。また、 D-CAP+™アーキテクチャなどの高度な制御機能とアンダーシュート低減(USR)により、高速な過渡応答、低出力容量、高効率を実現します。また、新しい位相インターリーブ方式と動的な位相シェディングにより、さまざまな負荷で効率が向上します。可変スルーレートによる高速な動的電圧遷移に対応する一方、PMBus通信インターフェイスをサポートしているため、電圧、電流、電力、温度、フォルト状態の遠隔測定レポートをシステムに送信できます。プログラム可能なパラメータは、いずれもPMBusインターフェイスを介して設定し、新しいデフォルト値としてNVMに保存できるため、外付け部品点数を最小限に抑えることができます。
TPS53681は放熱特性に優れた40ピンQFNパッケージで供給され、–40°C~125°Cの温度範囲で仕様が規定されています。