パッケージ情報
パッケージ | ピン数 DSBGA (YFF) | 9 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS61256C の特徴
- 3.5MHz動作時に93%の効率
- 通常動作時の静止電流: 37µA
- 2.3V~5.5Vの広いVIN範囲
- VIN ≥ VOUTの動作をサポート
- 合計DC電圧精度: ±2%
- 軽負荷時のPFMモード
- ENをLOWにしてパススルー・モードを選択
- サーマル・シャットダウンおよび過負荷保護機能
- 3つの表面実装の外付け部品のみで動作
- 合計ソリューション・サイズ < 25mm2
- 9ピンの NanoFree™(CSP)パッケージ
TPS61256C に関する概要
TPS61256xCデバイスは、バッテリ駆動の携帯アプリケーション用の電源ソリューションです。TPS61256xCは低消費電力のアプリケーションを対象としており、バッテリが最低2.65Vまで放電されても、800mAまでの負荷電流をサポートし、低コストのチップ・インダクタとコンデンサを使用できます。
このデバイスは2.3V~5.5Vの広い入力電圧範囲で動作するため、拡張電圧範囲でリチウムイオン・バッテリにより動作するアプリケーションをサポートしています。3.15Vから5.0Vまで、各種の固定電圧出力バージョンが用意されています。
TPS61256xCは、レギュレートされた3.5MHzのスイッチング周波数で動作し、負荷電流が小さいときはパワー・セーブ・モードに移行して、負荷電流の範囲全体にわたって高い効率を維持します。PFMモードでは、軽負荷動作時の静止電流が37µA (標準値)に低下し、バッテリ駆動時間が延長されます。
さらに、TPS61256xCデバイスは、ENをLOWにすることで、パススルー・モードもサポートできます。このモードでは、出力電圧が入力電圧に追従し、インダクタおよびハイサイドFETの抵抗分だけ電圧降下が発生します。
TPS61256xCは、最小限の外付け部品で、非常に小型のソリューションを実現できます。小さなインダクタと入力コンデンサを使用できるため、ソリューションが小型化します。