パッケージ情報
パッケージ | ピン数 DSBGA (YKA) | 6 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS62806 の特徴
- 入力電圧範囲:1.75V~5.5V
- 動作時の静止電流:2.3µA
- スイッチング周波数:最高 4MHz
- 出力電流:0.6A または 1A
- 1% の出力電圧精度
- 自動 PFM モードと強制 PWM モードを選択可能
- R2D コンバータによる柔軟性の高い VOUT 設定
- 16 の選択可能な出力電圧と 1 つの固定出力電圧
- TPS62800 (4MHz): 0.4V~0.775V
- TPS62801 (4MHz): 0.8V~1.55V
- TPS62802 (4MHz): 1.8V~3.3V
- TPS62806 (1.5MHz): 0.4V~0.775V
- TPS62807 (1.5MHz): 0.8V~1.55V
- TPS62808 (1.5MHz): 1.8V~3.3V
- スマート・イネーブル・ピン
- 0201 コンポーネントのサポートに最適化されたピン配置
- DCS-Control トポロジ
- 出力放電
- 100% のデューティ・サイクル動作に対応
- 小型 6 ピン、0.35mm ピッチ WCSP パッケージ
- 0.6mm 未満のソリューション高さをサポート
- 5mm2未満 のソリューション・サイズをサポート
- WEBENCH Power Designer でカスタム設計を作成
- TPS62800 WEBENCH Power Designer
- TPS62801 WEBENCH Power Designer
- TPS62802 WEBENCH Power Designer
- TPS62806 WEBENCH Power Designer
- TPS62807 WEBENCH Power Designer
- TPS62808 WEBENCH Power Designer
TPS62806 に関する概要
TPS6280x デバイス・ファミリは降圧コンバータであり、標準静止電流が2.3µAで、最高の効率と最小のソリューション・サイズを備えています。TI の DCS-Control™ トポロジにより、このデバイスは小さいインダクタとコンデンサを使用して、最高 4MHz のスイッチング周波数で動作します。軽負荷の状況ではシームレスにパワー・セーブ・モードに移行し、スイッチング・サイクルを減らして高い効率を維持します。
VSEL/MODE ピンを GND に接続すると、固定出力電圧が選択されます。VSEL/MODE ピンに外付け抵抗を 1 個接続するだけで、内部で設定されている 16 の出力電圧を選択可能です。内蔵の R2D (抵抗/デジタル変換) コンバータは、外付けの抵抗を読み出し、出力電圧を設定します。1つの抵抗を変えるだけで、同じ型番のデバイスをさまざまなアプリケーションや電圧レールに使用できます。さらに、内部で設定される出力電圧により、従来の外付け分圧抵抗回路と比較して優れた精度が得られます。デバイスが起動した後、VSEL/MODE ピンに HIGH レベルを印加すると、DC/DC コンバータは強制 PWM モードに移行します。この動作モードでは、デバイスは標準 4MHz または 1.5MHz のスイッチング周波数で動作し、出力電圧リップルが最も低く、効率が最も高くなります。TPS6280x デバイス・シリーズは、0.35mm ピッチの小型の 6 ピン WCSP パッケージで供給されます。