パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RHB) | 32 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS650250 の特徴
- システム電圧(VDCDC1)用の1.6A、97%効率の降圧コンバータ
- 3.3V、2.8V、または可変
- メモリ電圧用の0.8A、最高95%効率の降圧コンバータ(VDCDC2)
- 1.8V、2.5V、または可変
- プロセッサ・コア用の0.8A、90%効率の降圧コンバータ(VDCDC3)
- VDCDC3の出力電圧は可変
- Vdd_alive用の30mA LDO
- 2×200mAの汎用LDO (LDO1およびLDO2)
- プロセッサ・コア用の動的電圧管理
- LDO1とLDO2の電圧は外部から変更可能
- 誘導性コンバータ用の独立したイネーブル・ピン
- スイッチング周波数: 2.25MHz
- 85µAの静止電流
- サーマル・シャットダウン保護機能
TPS650250 に関する概要
TPS650250デバイスは、複数の電源レールを必要とするアプリケーション向けの統合型電源管理ICです。TPS650250には、プロセッサ・ベースのシステムにおいてコア電圧、ペリフェラル、I/O、およびメモリ・レールを提供するため、3つの高効率な降圧コンバータが搭載されています。3つの降圧コンバータはすべてMODEピンにより制御され、軽負荷時には低消費電力モードに移行して最大の効率を維持するか、または強制的に固定周波数のPWMモードで動作します。
TPS650250デバイスには、2つの汎用200mA LDO電圧レギュレータが内蔵されています。どちらのLDOも1.5V~6.5Vの入力電圧範囲で動作し、降圧コンバータの1つから給電できます。すべてのレールの出力電圧は、外付けの分圧抵抗により設定でき、入力ピンによりイネーブルされます。さらに、常時オンのレールに電力を供給するため、一般に30mAのLDOが使用されます。