パッケージ情報
| パッケージ | ピン数 WSON (DSE) | 6 |
| 動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
| パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS7A10 の特徴
- 非常に低い入力電圧範囲: 0.75V～3.3V
- 非常に低いドロップアウトで最小限の電力損失
- 300mA (VOUT > 1.0V)で70mV (最大値)、YKAパッケージ
- 低い静止電流
- VIN IQ = 1.6µA（標準値）
- VBIAS IQ = 6µA（標準値）
- すべての負荷、ライン、温度範囲での精度: 1.5%
- 高いPSRR：1kHzにおいて60dB
- 固定出力電圧で利用可能
- 0.5V～3.0V (50mV刻み)
- VBIAS範囲: 1.7V～5.5V
- パッケージ
- 0.74mm×1.09mm WCSP-5
- 1.50mm×1.50mm WSON-6
- VOUTが単調増加するソフトスタートを内蔵
- アクティブ出力放電
TPS7A10 に関する概要
TPS7A10は超小型で静止電流が低い、低ドロップアウト・レギュレータ(LDO)であり、300mAを供給可能で、AC特性(負荷、ライン過渡応答)が非常に優れています。入力範囲は0.75V～3.3V、出力範囲は0.5V～3.0Vで、全負荷/ライン/温度範囲で1.5%という非常に高い精度を実現しています。この性能は、最新のMCUやアナログ・センサの低いコア電圧を供給するには理想的です。
主電源路はVINを経由し、出力電圧+70mVという低い電源に接続できます。VBIASレールを追加してLDOの内部回路に電力を供給することで、極めて低い入力電圧に対応します。VINとVBIASで消費される静止電流は非常に低く、それぞれ1.6µA、6µAです。IQが低く、超低ドロップアウトであることから、消費電力が重視される用途でソリューションの効率を高めることができます。例えば、VINを高効率のDC/DC降圧レギュレータの出力とし、VBIASピンを充電式バッテリに接続できます。
また、オフ時に出力を高速放電するアクティブ・プルダウン回路を内蔵しており、既知の起動状態を確保できます。
TPS7A10は超小型の5ピンDSBGA (YKA)パッケージで供給されるため、スペースの制約が厳しいアプリケーションに適しています。TPS7A10は6ピンWSON (DSE)パッケージでも供給されます。