パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WSON (DRV) | 6 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS7A11 の特徴
- 非常に低い入力電圧範囲 (VIN ):0.75V~3.3V
- 非常に低いドロップアウトで最小限の電力損失:
- 500mA DRV パッケージで 140mV (最大値)
- 500mA YKA パッケージで 110mV (最大値)
- 低い静止電流:
- V IN I Q = 1.6µA (標準値)
- V BIAS I Q = 6µA (標準値)
- 負荷、ライン、温度の各範囲にわたって 1.5% の精度
- 高い PSRR:1kHz 時 64dB
- 固定出力電圧で提供:
- 0.5V~3.0V (50mV 刻み)
- V BIAS 範囲:1.7V~5.5V
- パッケージ:
- 2.0mm × 2.0mm の WSON (6)
- 0.74Mm × 1.09mm の DSBGA (5)
- アクティブ出力放電
TPS7A11 に関する概要
TPS7A11 は、超小型で静止電流が小さい、低ドロップアウトのレギュレータ (LDO) です。このデバイスは 500mA の電流を供給でき、AC 性能 (負荷およびライン過渡応答) が非常に優れています。このデバイスの入力電圧範囲は 0.75V~3.3V、出力電圧範囲は 0.5V~3.0V で、負荷、ライン、温度範囲の全体にわたって、1.5% の非常に高い精度を維持します。この性能は、現代のマイクロコントローラ (MCU) やアナログ・センサの低いコア電圧に給電するのに理想的です。
主電源路は IN ピンを経由し、最小で (出力電圧 + 140mV) という低い電源に接続できます。V BIAS レールを追加して LDO の内部回路に電力を供給することで、極めて低い入力電圧に対応します。IN ピンと BIAS ピンで消費される静止電流は非常に小さく、それぞれ 1.6µA と 6µA です。I Q が小さく、ドロップアウトも非常に低いため、消費電力が重視される用途でソリューションの効率を高めることができます。たとえば、IN ピンの電源電圧として高効率の DC/DC 降圧レギュレータの出力を使用でき、BIAS ピンの電源電圧として充電可能バッテリを使用できます。
TPS7A11 には、ディセーブル時に出力を高速放電するアクティブ・プルダウン回路が内蔵されており、既知のスタートアップ状態を確保できます。
TPS7A11 は小型 (2.00mm × 2.00mm) の 6 ピン WSON (DRV) パッケージと、超小型 (0.74mm × 1.09mm) の 5 ピン DSBGA (YKA) パッケージで供給され、スペースに制約のあるアプリケーションに好適です。