パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (RTJ) | 20 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 140 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS7A88-Q1 の特徴
- 下記内容でAEC-Q100認定済み:
- 温度グレード1: -40℃≦TA≦+125℃
- HBM ESD分類レベル2
- CDM ESD分類レベルC5
- 2つの独立したLDOチャネル
- 低い出力ノイズ: 4µVRMS (10Hz~100kHz)
- 低いドロップアウト: 1Aで230mV (最大値)
- 広い入力電圧範囲: 1.4V~6.5V
- 広い出力電圧範囲: 0.8V~5.15V
- 高い電源リップル除去:
- 100Hz時に70dB
- 100kHz時に40dB
- 1MHz時に40dB
- ライン、負荷、温度の範囲にわたって1%の精度
- 非常に優れた負荷過渡応答
- 可変スタートアップ突入制御
- 選択可能なソフトスタート充電電流
- 独立したオープン・ドレイン・パワー・グッド(PG)出力
- 10µF以上のセラミック出力コンデンサで安定
- 低い熱抵抗: RθJA=39.8℃/W
- 4mm×4mmウェッタブル・フランクWQFNパッケージ
TPS7A88-Q1 に関する概要
TPS7A88-Q1はデュアル、低ノイズ(4µVRMS)、低ドロップアウト(LDO)の電圧レギュレータで、1チャネル当たり1Aを供給することができ、ドロップアウトは最大で250mVです。
TPS7A88-Q1は、2つの独立したLDOによる柔軟性を提供し、1チャネルのLDOを2つ使用するよりも約50%小型化できます。各出力は外付けの抵抗により0.8V~5.15Vの範囲で調整可能です。TPS7A88-Q1は広い入力電圧範囲に対応し、最低1.4V、最高6.5Vで動作します。
1%の出力電圧精度(ライン、負荷、温度の変動に対して)と、ソフトスタート機能による突入電流の低減から、TPS7A88-Q1は感受性の高い低電圧のアナログ・デバイス(電圧制御発振器(VCO)、アナログ/デジタル・コンバータ(ADC)、デジタル/アナログ・コンバータ(DAC)、ハイエンド・プロセッサ、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)など)の電源に理想的です。
TPS7A88-Q1はRF、レーダー通信、テレマティクス・アプリケーションに使用されるような、ノイズの影響を受けやすいコンポーネントに電力を供給するように設計されています。出力ノイズが4µVRMSと低く、広帯域のPSRR (1MHzにおいて40dB)を持つため、位相ノイズとクロック・ジッタが最小化されます。これらの機能により、クロッキング・デバイス、ADC、DACの性能が最大化されます。TPS7A88-Q1では、光学検査を簡単にするウェッタブル・フランクを採用しています。