パッケージ情報
| パッケージ | ピン数 VSON (DRB) | 8 |
| 動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
| パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TVS0701 の特徴
- 産業用信号ライン向け1kV、42ΩのIEC 61000-4-5サージ・テストに耐える保護機能
- 双方向極性により、バイポーラ信号処理や誤配線に対して保護
- クランプ電圧：11V (サージ電流 30A、8/20µs 時)
- スタンドオフ電圧: ±7V
- 小型の 3mm×3mm SON フットプリント
- 125℃ で 30A、8/20µs のサージ電流の反復ストライクを 5,000 回吸収
- 強力なサージ保護
- IEC61000-4-5 (8/20µs): 30A
- IEC61643-321 (10/1000µs): 15A
- 低リーク電流
- 27°Cで0.25nA（標準値）
- 85°Cで200nA（最大値）
- 低容量: 77pF
- レベル4 IEC 61000-4-2に準拠したESD保護機能を内蔵
TVS0701 に関する概要
TVS0701デバイスは、最大30AのIEC 61000-4-5フォルト電流をシャントし、大電力の過渡事象や落雷からシステムを保護します。このデバイスは、一般的な産業用信号線のEMC要件である、42Ωのインピーダンスで結合した1kVのIEC 61000-4-5開路電圧に耐えます。TVS0701は帰還機構を使用して、フォルト中の正確なフラット・クランプを確保し、システムがさらされる電圧を、従来型のTVSダイオードよりも低く保ちます。厳格な電圧レギュレーションにより、設計者は許容電圧が低いシステム部品でも安心して選択でき、堅牢性を損なうことなくシステムのコストと複雑性を低減できます。TVS0701は±7Vの範囲で動作するため、逆配線に対する保護を必要とするシステムでも動作できます。
さらに、TVS0701はスペースの制約が厳しいアプリケーション用に設計された小型のSONフットプリントで供給されるため、標準のSMAおよびSMBパッケージと比較して大幅なサイズ低減が可能です。リーク電流と容量が低いことから、保護するラインへの影響も最小限に抑えられます。製品のライフサイクル全体にわたる堅牢な保護を確保するため、TIはTVS0701をテストし、125°Cで5000回の反復サージに対してデバイス性能に変化がないことを確認しています。
TVS0701はTIのフラット・クランプ・サージ・デバイス・ファミリの製品です。フラット・クランプ・ファミリの詳細については、『効率的なシステム保護のためのフラット・クランプ・サージ保護技術』ホワイト・ペーパーを参照してください。