JAJSXH4 November 2025 THVD4431A
PRODUCTION DATA
THVD4431A は、スルーレート制御 (SLR) ピンを構成することで、低速または高速の RS-485 および RS-232 アプリケーションで使用できます。表 7-3に、スルー レート制御機能を示します。
| 信号状態 | ドライバ | レシーバ | コメント |
|---|---|---|---|
| SLR = VIO | RS-485 の最大動作速度 = 500kbpsRS-232 モードでの最大動作速度は 250kbps です | RS-485 の最大動作速度 = 500kbpsRS-232 モードでの最大動作速度は 250kbps です | ドライバ出力に適用されるアクティブな高スルー レート制限。この構成では、RS-485 のレシーバパスのグリッチ フィルタがイネーブルされます |
| SLR = GND またはフローティング | RS-485 の最大動作速度 = 20MbpsRS-232 モードでの最大動作速度は 1Mbps です | RS-485 の最大動作速度 = 20MbpsRS-232 モードでの最大動作速度は 1Mbps です | ドライバ出力のスルー レート制限がディセーブル。 |
RS-485 の半二重および全二重モードでは、低速モード (500kbps) のレシーバ パスを使用すると、追加のノイズ フィルタリングが可能になります。有効なデータとして誤って解釈される可能性がある、バスからの高周波ノイズ パルスを減衰するため、SLR を VIO に設定してローパス フィルタが標準的な 700kHz より高い周波数のパルスを除外できるようにします。