JAJSWI8A May 2025 – October 2025 TLV9020L , TLV9022L , TLV9030L , TLV9032L
PRODMIX
図 7-2 に示されているように、回路を構成します。R1、R2、R3 をそれぞれ 10MΩ 抵抗にします。これらの 3 つの抵抗を使用して、ウィンドウ コンパレータの正と負のスレッショルド (VTH+ と VTH–) を作成します。
各抵抗が等しい場合、VTH+ は 2.2V、VTH- は 1.1V です。消費電力を最小限に抑えるため、10MΩ などの大きな抵抗値を使用します。抵抗値を再計算して、目的のトリップ ポイント値を得ることができます。
センサの出力電圧は、2 つのコンパレータの反転入力と非反転入力に印加されます。2 つのオープン ドレイン出力コンパレータを使用すると、2 つのコンパレータ出力を OR 接続できます。
センサが 1.1V 未満または 2.2V 超の場合、それぞれのコンパレータ出力は Low にラッチします。図 7-3に示すように、センサが 1.1V〜2.2V の範囲内 (「ウィンドウ」内) の場合、それぞれのコンパレータ出力は High になります。
出力をリセットし、コンパレータを作動可能にするには、CLR ピンを High から Low に切り替える必要があります。