JAJA978F October   2022  – August 2025 DP83TC812R-Q1 , DP83TC812S-Q1 , DP83TC813R-Q1 , DP83TC813S-Q1 , DP83TC814R-Q1 , DP83TC814S-Q1

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. 1はじめに
  5. 2ハードウェアの構成
    1. 2.1 回路図
  6. 3ソフトウェアの設定
  7. 4PMA テスト
    1. 4.1 PMA テスト手順
  8. 5IOP テスト:リンクアップとリンクダウン
    1. 5.1 IOP テスト手順
  9. 6SQI テスト
    1. 6.1 SQI 値の解釈
  10. 7TDR テスト
    1. 7.1 TDR テスト手順
  11. 8EMC と EMI のテスト
  12. 9改訂履歴

IOP テスト手順

次の IOP テスト手順を使用します。

  • 測定開始:

    電源投入後またはハードウェア リセット後のどちらかでリンクアップ時間を測定する IOP テストでは、初期化構成が DP83TC81x にロードされた後でリンクアップ時間の測定を開始することが重要です。構成がコントローラによって PHY にロードされるため、最後の構成レジスタに書き込まれた後、表示 (ソフトウェアビットまたは IO 状態) をコントローラに行うことを推奨します。このインジケータが high になることは、リンクアップ時間の測定開始です。

  • ポーリングするステータス:

    リンク ステータスはレジスタ 0x1 のビット 2 で示されます。1 = リンクアップ、0 = リンクダウン。これらのテスト中、リンクアップまたはリンクダウンのイベントを示すために、この状態をポーリングする必要があります。

注:
  • 電源投入後に自動リンクアップが必要ない場合 (初期化スクリプトの書き込み後にのみリンクを発生させること)、DP83TC81x の管理モードを使用するために、ピン LED_1 のストラップを使用する必要があります。
  • PHY は、自律モードまたは管理モードに構成するためのブートストラップ オプションをサポートしており、デフォルトでは自律モードになっています。ソフトウェア設定の実行中にリンクアップ プロセスが開始されないように、管理モード ストラップ オプションを推奨します。ソフトウェア構成が完了したら、ビット 0x18B[6] を 1 に設定することで、PHY を管理モードから削除できます。