JAJA996D December 2022 – September 2025 MSPM0C1105 , MSPM0C1106 , MSPM0G1105 , MSPM0G1106 , MSPM0G1107 , MSPM0G1505 , MSPM0G1506 , MSPM0G1507 , MSPM0G3105 , MSPM0G3106 , MSPM0G3107 , MSPM0G3505 , MSPM0G3506 , MSPM0G3507 , MSPM0L1105 , MSPM0L1106 , MSPM0L1227 , MSPM0L1227-Q1 , MSPM0L1228 , MSPM0L1228-Q1 , MSPM0L1303 , MSPM0L1304 , MSPM0L1304-Q1 , MSPM0L1305 , MSPM0L1305-Q1 , MSPM0L1306 , MSPM0L1306-Q1 , MSPM0L1343 , MSPM0L1344 , MSPM0L1345 , MSPM0L1346 , MSPM0L2227 , MSPM0L2227-Q1 , MSPM0L2228 , MSPM0L2228-Q1
0x1000 から開始するセカンダリ BSL は、0x0 以外のフラッシュ領域の任意の場所に配置できます。アプリケーション コードは 0x0 から開始する必要があるからです。セカンダリ BSL デモの実行フローを図 1-6に示します。このデバイスがサポートしている場合、UART、I2C、SPI、CAN インターフェイスをサポートできます。デモのステップ バイ ステップ動作は、セクション 5.2.1.1に示すものと同じです。
変更後にコードをデバッグする必要がある場合は、セクション 5.2.1.2の手順に従います。
セカンダリ BSL では、割り込みベクタ テーブルのオフセット アドレスが 0x1000 からに移動されており (コードが 0x1000 から開始するため)、リセット ハンドラは startup_mspm0xxxx_ticlang という名前のファイルに配置されています。
セカンダリ BSL を別のフラッシュ領域に移動しようとするときは、cmd ファイルで実行できます。たとえば、セカンダリ BSL を 0x4000 から開始し、図 5-5に示すように cmd ファイルを変更します。
図 5-5 cmd ファイル修正による 0x4000 への移動図 5-6に示すように、フラッシュの静的書き込み保護パラメータと、代替 BSL の開始アドレスも、Sysconfigファイルで変更する必要があります。
図 5-6 Sysconfig ファイル修正による 0x4000
への移動セカンダリ BSL の修正に加え、アプリケーションの cmd ファイルも修正し、セカンダリ BSL が使用するフラッシュ領域を再利用しないようにする必要があります。