JAJAAB2 November   2025 AM620-Q1 , AM623 , AM625 , AM625-Q1 , AM62A1-Q1 , AM62A3 , AM62A3-Q1 , AM62A7 , AM62A7-Q1 , AM62D-Q1

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   この資料の使い方
  4.   商標
  5. 1デジタルオーディオ形式
    1. 1.1 I2S
    2. 1.2 TDM
  6. 2McASP の概要
  7. 3AM62x デバイスに対する McASP 接続
    1. 3.1 McASP の一般的な構成
      1. 3.1.1 クロックコントローラとしての McASP
        1. 3.1.1.1 AUDIO_EXT_REFCLK AHCLK ソースを使用して生成されるクロック
      2. 3.1.2 クロックペリフェラルとしての McASP
  8. 4McASP レイアウトの考慮事項
    1. 4.1 ブートモードロジックと共有される McASP 信号
    2. 4.2 シングルクロックドメイン内の複数デバイスの McASP トポロジ
  9. 5McASP の実例
    1. 5.1 2 つのクロックドメインで AUDIO_EXT_REFCLK を使用したオーディオ再生
    2. 5.2 外部クロックソースと McASP SYNC モードを使用するオーディオ再生
  10. 6主なオーディオシステム設計の考慮事項
  11. 7参考資料

McASP レイアウトの考慮事項

McASP は、単一のクロックドメインを使用して複数のオーディオデバイスと同時に接続できるように設計されています。ただし、レイアウトの実装方法に応じて、クロック信号とデータ信号の信号品質が影響を受けることがあります。この章では、AM62x デバイス上の McASP における、2 つの非常に重要なレイアウト上の考慮事項について説明します。

注: レイアウトの実装パラメータにかかわらず、McASP 信号レイアウトのシミュレーションを常に実行して、クロック信号とデータ信号がデータシートのタイミング要件を満たしていることを確認する必要があります。