JAJSXI5 November 2025 TPS7N49
PRODUCTION DATA
全体の性能を最適化するために、すべての回路部品は回路基板の同じ面に配置します。さらに、これらの部品は、可能な限り各 LDO ピンの接続部の近くに配置します。グランド復帰コンデンサを入力 / 出力コンデンサ、および LDO のグランド ピンにできるだけ近づけて接続します。これらの接続には、部品面の広い銅箔パターンを使用してください。システム性能の低下を防ぐため、入力および出力コンデンサへの接続にビアや長い配線は使用しないでください。図 7-5 に示された接地およびレイアウト方式は、寄生インダクタンスを最小限に抑えることで、負荷電流の過渡応答を低減し、ノイズを最小化し、回路の安定性を高めます。
性能を向上させるために、基板内に埋め込むか、部品面の反対側 (基板の底面) に配置したグランド基準面を使用します。この基準プレーンは、出力電圧の精度を確保し、ノイズを遮蔽する役割を果たします。さらに、このリファレンス プレーンは、サーマル パッドに接続することで、LDO デバイスからの熱を拡散 (または吸収) するサーマル プレーンと同様の働きをします。ほとんどの用途では、熱要件を満たすためにこのグランド プレーンが必要です。