注: 以下のアプリケーション セクションにある情報は、TI の製品仕様に含まれるものではなく、TI はその正確性も完全性も保証いたしません。個々の目的に対する製品の適合性については、お客様の責任で判断していただくことになります。お客様は自身の設計実装を検証しテストすることで、システムの機能を確認する必要があります。
MCPC029 デバイスは、センサレスおよびセンサ付きの 3 相 BLDC モーター制御に使用されます。このドライバは、家電製品、ファン、ポンプ、住宅用および生活用のファンやブロワに対して、高性能、高信頼性で柔軟なソリューションを提供します。以下のセクションに、MCPC029 デバイスの一般的なアプリケーションを示します。
図 7-3 から図 7-7 に、MCPC029 ベースのモーター制御アプリケーションの代表的な回路図を示します。実装されるその他の機能は次のとおりです:
- LDO リニア レギュレータによって内部生成される VDD (3.3V) の電源
- 内部 PGA 出力に接続された内部コンパレータを使用した過電流保護。
- 内部 PGA と ADC を使用する電流センシング
- 内部 ADC を使用したバス電圧の監視
- 内部 ADC を使用したアプリケーション温度監視
- 図 7-3 に、MCPC028 デバイスを使用し、三つのシャント構成と 3 相電圧検出を備えたセンサレス InstaSPIN-FOC アルゴリズムで 3 相 BLDC モーターを駆動するアプリケーション例が示されています。
- 図 7-4 に、MCPC028 デバイスを使用し、シングルシャント構成と 3 相電圧検出を備えたセンサレス InstaSPIN-FOC アルゴリズムで 3 相 BLDC モーターを駆動するアプリケーション例が示されています。
- 図 7-5 に、MCPC028 デバイスを使用し、三つのシャント構成で、3 相電圧検出を行わない一般的なセンサレス FOC アルゴリズムにより 3 相 BLDC モーターを駆動するアプリケーション例が示されています。
- 図 7-6 は、MCPC028 デバイスを使用し、単一シャント構成で、3 相電圧検出を行わない一般的なセンサレス FOC アルゴリズムにより 3 相 BLDC モーターを駆動するアプリケーション例が示されています。
- 図 7-7 は、MCPC028 デバイスを使用し、三つのシャント構成で、3 相電圧検出を行わずに ホール センサ方式の FOC アルゴリズム により 3 相 BLDC モーターを駆動するアプリケーション例が示されています。