JAJU840A April 2022 – April 2024
DRV2605 デバイスは、ERM および LRA アクチュエータの非常に柔軟なハプティクス制御を、共有の I2C 互換バス上で行えるよう設計されています。この制御により、ホスト プロセッサはパルス幅変調 (PWM) 駆動信号を生成する必要がなくなり、コストのかかるタイマ割り込みやハードウェア ピンを低減できます。DRV2605デバイスには包括的なライブラリが内蔵され、ImmersionからERMおよびLRA用にライセンスされた100を超える効果が組み込まれているため、触覚波形をデザインする必要がありません。DRV2605デバイスにはImmersion製のTouchSense 2200ソフトウェアがライセンスされて内蔵されており、これには2200エフェクト ライブラリおよび2200オーディオから振動への変換機能が含まれています。さらに、リアルタイム プレイバック モードではホスト プロセッサがライブラリ プレイバック エンジンをバイパスして、I2C 経由でホストから直接波形を送信できます。また、DRV2605デバイスにはスマート ループ アーキテクチャが含まれており、LRAに加えて帰還最適化されたERMドライブの自動共振駆動を簡単に行えます。この帰還によりオーバードライブとブレーキを自動的に行え、単純化された入力波形パラダイムが作成されるとともに、信頼性の高いモータ制御と、一貫したモータ性能が実現されます。この機能は、このリファレンス デザインで LRA を制御するために使用されます。