パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WSON (DRV) | 6 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS61170 の特徴
- 入力電圧範囲:3V~18V
- 高出力電圧:最大38V
- 1.2Aのスイッチ内蔵
- 1.2MHzの固定スイッチング周波数
- 5V入力から12V/300mA出力及び24V/150mA出力(標準)
- 最大効率:93%
- オンザフライ方式の出力電圧の再プログラミング
- 軽負荷時出力レギュレーション用のスキップ・スイッチング
- ソフトスタート機能内蔵
- 6ピン2mm × 2mmのQFNパッケージ
- アプリケーション
- 5V入力/12V及び24V出力、12V入力/24V出力の昇圧型コンバータ
- SEPICトポロジを用いた昇降圧レギュレーション
- ADSLモデム
TPS61170 に関する概要
TPS61170は1.2A/40VのパワーMOSFETを内蔵した高電圧のモノリシック・スイッチング・レギュレータです。このデバイスは昇圧型やSEPICなどの標準スイッチング・レギュレータのトポロジに構成することができます。このデバイスは広い入力電圧範囲をもっており、複数セルのバッテリーまたはレギュレーションされた5Vや12Vの電源レールからの入力電圧のアプリケーションに対応しています。
TPS61170は1.2MHzのスイッチング周波数を使用するため、薄型のインダクタや低容量のセラミック入出力コンデンサが使用可能になります。位相補償を外付けすることによりユーザーにとって柔軟性が増し、位相補償や過渡応答を最適化することができます。このデバイスはパルスごとの過電流制限、ソフトスタート、サーマル・シャットダウンなどの保護機能を内蔵しています。
FBピンのフィードバック基準電圧は1.229Vです。この電圧はCTRLピンを介して1線式のデジタル・インターフェイス( Easyscaleプロトコル)を用いて低くすることができます。もう1つの方法として、パルス幅変調(PWM)信号をCTRLピンに加えることもできます。信号のデューティ比に比例してフィードバック基準電圧は低減してゆきます。
TPS61170のパッケージは6ピンで2mm×mmのQFNパッケージであるため、小型の電源ソリューションに対応することができます。