パッケージ情報
パッケージ | ピン数 TSSOP (PW) | 16 |
動作温度範囲 (℃) 0 to 70 |
パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
TRS3221E の特徴
- RS-232 ピンの ESD 保護
- ±15kV 人体モデル (HBM)
- ±8kV (IEC 61000-4-2、接触放電)
- ±15kV (IEC 61000-4-2、エアギャップ放電)
- TIA/EIA-232-F および ITU v.28 規格の要件に適合
- 3V~5.5V の VCC 電源で動作
- 最大 250kbit/s で動作
- 1 つのドライバと 1 つのレシーバ
- ニア・チップスケール・パッケージ、16 ピン VQFN (RGT、TSSOP パッケージより 82% 小型)
- 小さいスタンバイ電流:標準値 1µA
- 外付けコンデンサ:4 × 0.1µF
- 3.3V 電源で 5V ロジック入力を受容
- 代替の高速ピン互換デバイス (1Mbit/s)
- TRSF3221E
- 自動パワー・ダウン機能により、ドライバを自動的にディセーブルすることで電力を節約
TRS3221E に関する概要
TRS3221E は、1 つの VCC 電源で動作するシングル・ドライバ / シングル・レシーバ RS-232 ソリューションです。RS-232 ピンは、IEC G1000-4-2 ESD 保護に対応しています。このデバイスは、TIA/EIA-232-F のスペックを満たし、非同期通信コントローラとシリアルポート・コネクタの間の電気的インターフェイスとして機能します。チャージ・ポンプと 4 つの小さな外付けコンデンサにより、3V~5.5V の単一電源で動作できます。これらのデバイスは最大 250kbit/s のデータ信号速度、最大 30V/µs のドライバ出力スルーレートで動作します。
シリアル・ポートが使われていない際のパワー・マネージメントを柔軟に制御できます。FORCEON が LOW かつ FORCEOFF が HIGH の場合、自動パワー・ダウン機能が動作します。この動作モード中、デバイスがレシーバ入力で有効な RS-232 信号を検出しない場合、ドライバ出力はディスエーブルになります。FORCEOFF を LOW に設定しかつ EN を HIGH に設定すると、ドライバとレシーバはどちらもシャットダウンされ、消費電流は 1µA に減少します。シリアル・ポートを切り離した場合、またはペリフェラル・ドライバをオフにした場合、自動パワー・ダウン状態になります。FORCEON と FORCEOFF を HIGH にすると、自動パワー・ダウンを無効にできます。
自動パワーダウンが有効な場合、レシーバの入力に有効な信号が印加されると、デバイスは自動的にアクティブになります。INVALID 出力は、レシーバの入力に RS-232 信号が存在するかどうかをユーザに通知します。INVALID は、レシーバの入力電圧が 2.7V を上回っている場合、–2.7V を下回っている場合、–0.3V と 0.3V の間にあった期間が 30µs 未満である場合のいずれかの場合、HIGH (有効データ) になります。INVALID は、レシーバの入力電圧が 30µs を超える期間 –0.3V と 0.3V の間にある場合、LOW (無効データ) になります。レシーバの入力レベルについては、Figure 7-5 を参照してください。