パッケージ情報
| パッケージ | ピン数 VQFN (RGZ) | 48 |
| 動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
| パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
UCD9090A の特徴
- 10 の電圧レールの監視とシーケンス
- すべてのレールを 400µs ごとにサンプリング
- 2.5V、0.5% の内部 V REF 付きの 12 ビット ADC
- 時間、レール、およびピンの依存関係に基づいたシーケンス
- モニタごとに、4 つの低電圧および過電圧スレッショルドをプログラム可能
- モニタごとのエラーとピーク値の不揮発性ログ出力 (最大 26 のフォルト詳細エントリ)
- 10 レールに対する閉ループのマージン設定
- マージン出力により、ユーザー定義のマージン・スレッショルドに一致するようレール電圧を調整
- ウォッチドッグ・タイマとシステム・リセットをプログラム可能
- 柔軟なデジタル I/O 構成
- GPI によりトリガされるフォルトへの応答と監視
- 複数の電源シーケンス IC を簡単にカスケード接続し、調整されたフォルト応答を取得
- ピンによりレール状態を選択
- 複数のデバイスのカスケード接続
- マルチフェーズの PWM クロック・ジェネレータ
- 15.259kHz～125MHz のクロック周波数
- 独立したクロック出力を構成し、スイッチ・モード電源を同期する機能
- JTAG および I 2C/SMBus/ PMBus™ インターフェイス
UCD9090A に関する概要
UCD9090A は、10 レールの PMBus/I 2C をアドレス可能な電源シーケンサ / モニタです。このデバイスには 12 ビット ADC が内蔵されており、最大 10 の電源電圧入力を監視できます。23 本の GPIO ピンを、電源イネーブル、パワー・オン・リセット信号、外部割り込み、カスケード接続、その他のシステム機能に使用できます。これらのピンのうち 10 本には、PWM 機能があります。これらのピンを使用して、UCD9090A はマージン設定、および汎用 PWM 機能をサポートします。
ピンによりレール状態を選択する機能を使用して、特定の電力状態を実現できます。この機能により、最大 3 つの GPI を使用して任意のレールをイネーブルまたはディスエーブルできます。これは、システムの低消費電力モードや、ハードウェア・デバイスに使用される ACPI (Advanced Configuration and Power Interface) 仕様を実装するために便利です。
TI の Fusion Digital Power™ ソフトウェアがデバイス構成用に提供されています。この PC ベースのグラフィカル・ユーザー・インターフェイス (GUI) により、すべてのシステム動作パラメータの構成、保存、および監視を直感的なインターフェイスから実行できます。