JAJSCM0D April 2011 – April 2025 INA200-Q1 , INA201-Q1 , INA202-Q1
PRODUCTION DATA
INA20X-Q1 は、–16V ~ +80V のコモンモード範囲により、12V バッテリの逆接続から最大 80-V の過渡電圧まで、車載フォルト条件への耐性が理想的です。このためには、前述のレベルになるまでに保護用の部品を追加する必要があります。INA20x-Q1 が、入力で定格を超える過渡電圧にさらされる場合、半導体トランジェントアブソーバ(ツェナーなど)によって外部で過渡電圧を吸収する必要があります。半導体の過渡アブソーバに加えて使用する場合を除き、金属酸化物バリスタ(MOV)や電圧依存抵抗(VDR)は、使用しないでください。INA20X-Q1 が、80Vを超える過渡電圧にさらされないようなトランジェントアブソーバ(つまり、過渡アブソーバの動的インピーダンスによる追加電圧も考慮したトランジェントアブソーバ)を選定してください。INA20x-Q1は、内部にツェナーによる ESD 保護回路を使用していますが、内部ゲイン抵抗の変動が最大 ±30% であるため、入力と直列に外付け抵抗を使用することはできません。(ゲイン精度が重要でない場合は、INA20x-Q1 の入力に2つの同一の抵抗を直列に追加することができます。)