JAJSP12A July 2024 – November 2025 LM5190-Q1
PRODUCTION DATA
図 6-3 に、シャント抵抗を使用したインダクタ電流センシングを示します。この構成では、インダクタ電流を継続的に監視して、動作温度範囲全体での正確な過電流保護を実現します。最適な電流センス精度と過電流保護を実現するためには、インダクタと出力との間に低インダクタンスで ±1% の許容誤差を持つシャント抵抗を使用して、LM5190-Q1 の電流センス アンプまでケルビン接続します。
ISNS+ から VOUT までの間で検出されたピーク電圧信号が 60mV の電流制限スレッショルドを超えた場合、電流制限コンパレータはサイクルごとのピーク電流制限の HO 出力をただちに停止します。式 9 を使用してシャント抵抗を計算します。
ここで、
図 6-3 シャント電流センシングの実装ソフトスタート電圧は、レギュレータが過電流状態の場合、または CC モード動作で出力が UV (低電圧) 状態の場合、FB より 60mV 高い値でクランプされます。過電流イベントが 8 回発生すると、SS のクランプがイネーブルになります。この要件により、短い過電流イベント中は SS が Low にプルされるため、回復中の出力電圧のオーバーシュートが防止されます。