LM5190-Q1 にはスロープ補償機能があり、ピーク電流モード制御と 50% を超えるデューティ サイクルで安定した動作を実現します。スロープ補償への寄与がインダクタのダウンスロープの 1 倍に等しくなるよう、式 13 を使用して降圧インダクタンスを計算します。
式 13.
- 一般に、インダクタンスの値が低いほど、ピーク ツー ピークのインダクタ電流は増加します。これにより、サイズとコストは最小限に抑えられ、コア損失とピーク電流の増加によって軽負荷効率が下がる代わりに、過渡応答が向上します。
- 一般に、インダクタンスの値が大きいほどピークツーピークのインダクタ電流が低下し、スイッチピークと RMS 電流が現象しますが、負荷過渡仕様を満たすためにより大容量の出力コンデンサが必要になります。