JAJSVB5B September   2024  – October 2025 TIOL221

PRODMIX  

  1.   1
  2. 特長
  3. アプリケーション
  4. 説明
  5. ピン構成および機能
  6. 仕様
    1. 5.1 絶対最大定格
    2. 5.2 ESD 定格
    3. 5.3 ESD 定格 - IEC 仕様
    4. 5.4 推奨動作条件
    5. 5.5 熱に関する情報
    6. 5.6 電気的特性
    7. 5.7 スイッチング特性
    8. 5.8 代表的特性
  7. パラメータ測定情報
  8. 詳細説明
    1. 7.1 概要
    2. 7.2 機能ブロック図
    3. 7.3 機能説明
      1. 7.3.1  ウェークアップ検出
      2. 7.3.2  電流制限構成
        1. 7.3.2.1 ピン モードでの電流制限構成
        2. 7.3.2.2 SPI モードでの電流制限構成
      3. 7.3.3  CQ 電流フォルト検出、表示、自動回復
      4. 7.3.4  DO 電流フォルト検出、表示、自動回復
      5. 7.3.5  CQ および DI レシーバ
      6. 7.3.6  障害通知
        1. 7.3.6.1 サーマル警告、サーマル シャットダウン
      7. 7.3.7  内蔵電圧レギュレータ (LDO)
      8. 7.3.8  逆極性保護
      9. 7.3.9  サージ保護および過渡波形耐性を内蔵
      10. 7.3.10 低電圧誤動作防止(UVLO)
      11. 7.3.11 割り込み機能
    4. 7.4 デバイスの機能モード
      1. 7.4.1 CQ および DO トラッキング モード
    5. 7.5 SPI のプログラミング
  9. アプリケーションと実装
    1. 8.1 アプリケーション情報
    2. 8.2 代表的なアプリケーション
      1. 8.2.1 設計要件
      2. 8.2.2 詳細な設計手順
        1. 8.2.2.1 容量性負荷の駆動
        2. 8.2.2.2 誘導性負荷の駆動
      3. 8.2.3 アプリケーション曲線
    3. 8.3 電源に関する推奨事項
    4. 8.4 レイアウト
      1. 8.4.1 レイアウトのガイドライン
      2. 8.4.2 レイアウト例
  10. TIOL221 のレジスタ
  11. 10デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 10.1 ドキュメントのサポート
      1. 10.1.1 関連資料
    2. 10.2 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    3. 10.3 サポート・リソース
    4. 10.4 商標
    5. 10.5 静電気放電に関する注意事項
    6. 10.6 用語集
  12. 11改訂履歴
  13. 12メカニカル、パッケージ、および注文情報
    1. 12.1 メカニカル データ

SPI のプログラミング

SPI/PIN が High に設定される場合、TIOL221 は SPI モードで動作します。SPI 通信では、標準の SPI を使用します。物理的なデジタル インターフェイス ピンは、CS/PP (チップ セレクト アクティブ Low)、SDI/NPN (SPI データ入力)、SDO/NFLT2 (SPI データ出力)、および SCK (SPI クロック) です。各 SPI トランザクションは、R/ W ビットが付いた 7 ビット アドレスによって開始されます。トランザクションで SDO ピンからシフトアウトされるデータは、常にステータス レジスタであるレジスタ 8'h01[7:0] から始まります。このレジスタは、デバイスの高レベルのステータス情報を提供します。アドレスおよび R/W バイトに対する「応答」であるデータ バイトが、その後にシフト アウトされます。非バースト モードに対応する SPI 読み取りおよび書き込みフレーム図については、図 7-6および図 7-5を参照してください。バースト モードに対応する SPI 読み取りおよび書き込みフレーム図については、図 7-8および図 7-7を参照してください。

SPI コントローラは、TIOL221 と通信するために、SPI MODE0 (クロック極性 CPOL = 0 およびクロック位相 CPHA = 0) でクロック信号とデータ信号を生成する必要があります。SDI 上の SPI 入力データは、SCK の low エッジから high エッジでサンプリングされます。SDO 上の SPI 出力データは、SCK の high エッジから low エッジに変更されます。

TIOL221 SPI 読み取り (シングル バイト)図 7-5 SPI 読み取り (シングル バイト)
TIOL221 SPI 書き込み (シングル バイト)図 7-6 SPI 書き込み (シングル バイト)
TIOL221 SPI 読み取り (バースト モード)図 7-7 SPI 読み取り (バースト モード)
TIOL221 SPI 書き込み (バースト モード)図 7-8 SPI 書き込み (バースト モード)