ADC の SNR 性能を最大化するには、外部サンプリング クロックを低ジッタかつ高スルー レートの差動信号伝送にする必要があります。これは、IF サンプリング アプリケーション (図 7-8 および 図 7-9) で特に重要です。ジッタの影響を受けにくいアプリケーション向けに、ADC3664-xEP ではシングルエンド信号処理で動作させるオプションを備えており、消費電力をさらに削減できます。
図 7-8 FIN = 5MHz の AC 性能とクロック振幅との関係
図 7-9 FIN = 70MHz の AC 性能とクロック振幅との関係