JAJU963 December   2024 ADC128S102QML-SP , INA1H94-SP , INA901-SP , LM117QML-SP , LM193QML-SP , LM4050QML-SP , LMP7704-SP , MSP430FR5969-SP , TMP9R00-SP , TPS7A4501-SP , TPS7H2211-SP , TPS7H5001-SP , TPS7H6003-SP

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   リソース
  4.   特長
  5.   アプリケーション
  6.   6
  7. 1システムの説明
  8. 2システム概要
    1. 2.1 ブロック図
    2. 2.2 設計上の考慮事項
      1. 2.2.1 システム制御および処理
      2. 2.2.2 バッテリ セル監視
      3. 2.2.3 温度検出
      4. 2.2.4 バッテリ スタック制御
      5. 2.2.5 バッテリ バランシング
      6. 2.2.6 パワー ツリーと電源シーケンス
    3. 2.3 主な使用製品
      1. 2.3.1  MSP430FR5969-SP
      2. 2.3.2  ADC128S102QML-SP
      3. 2.3.3  TLV1H103-SEP
      4. 2.3.4  TPS7H2211-SP
      5. 2.3.5  TPS7A4501-SP
      6. 2.3.6  INA901-SP
      7. 2.3.7  INA1H94-SP
      8. 2.3.8  LMP7704-SP
      9. 2.3.9  TMP9R00-SP
      10. 2.3.10 LM117QML-SP
      11. 2.3.11 LM4050QML-SP
  9. 3ハードウェア、ソフトウェア、テスト要件、テスト結果
    1. 3.1 ハードウェア要件
    2. 3.2 ソフトウェア要件
    3. 3.3 テスト構成
    4. 3.4 テスト結果
  10. 4設計とドキュメントのサポート
    1. 4.1 デザイン ファイル
      1. 4.1.1 回路図
      2. 4.1.2 BOM
    2. 4.2 ツールとソフトウェア
    3. 4.3 ドキュメントのサポート
    4. 4.4 サポート・リソース
    5. 4.5 商標
  11. 5著者について

ソフトウェア要件

次の 3 つのソフトウェアが必要です。Code Composer Studio™ 統合開発環境 (IDE)、BMS ファームウェア、BMS GUI。

Code Composer Studio™ IDE は、テキサス・インスツルメンツの MCU および組込みプロセッサのポートフォリオをサポートしています。このソフトウェアは、MSP430FR5969-SP をプログラミングするために必要です。フローは、GPIO、PWM、SPI、SCI、ADC の初期化から始まり、その次に GUI で制御される無限ループが続きます。プログラムは、最初に GUI コマンド受信を待機します。受信したコマンドに基づいて、プログラムは作業を実施して、次の GUI コマンドに備えてループの先頭に戻ります。

MSP430FR5969-SP にファームウェアをロードした後、USB-TTL シリアル ケーブルを経由して TIDA-010931 をコンピュータに接続します。このケーブルにより、MATLAB® GUI と TIDA-010931 の間のシリアル通信インターフェイス (SCI) が得られます。その後、GUI は、MCU からのフィードバックに基づいて、各バッテリ セルの電圧と電流を表示します。図 3-1 に GUI 画面を示します。


TIDA-010931 TIDA-010931 GUI

図 3-1 TIDA-010931 GUI