JAJUA77A June 2023 – November 2025
AM62x 低消費電力 SK 評価基板は、AM62x 17x17 SoC の OSPI0 に接続された 1 ギガビット OSPI メモリ デバイス (Cypress 型番 W35N01JWTBAG) を搭載しています。OSPI は、最大 166Mhz STR および 120Mhz DTR のクロック速度でシングルおよびダブル データ レートに対応しています。
OSPI および QSPI の実装:DATA[7:0]、DQS、INT#、および CLK 信号には 0Ω 抵抗が設けられています。バスのフローティングを防ぐため、DATA[7:0] には外部プルアップ抵抗を実装できるフットプリントが用意されています。OSPI メモリのフットプリントでは、QSPI メモリまたは OSPI メモリのいずれかを取り付けることもできます。QSPI フラッシュを実装する場合は、OSPI_DATA[4:7] ピンに配置された 0Ω の直列抵抗は取り外します。
OSPI フラッシュのリセットは、SoC の RESETSTATz と SoC GPIO の GPIO_OSPI_RSTn 信号を論理積する回路に接続されています。これにより、ウォームおよびコールド リセットのリセットが適用されます。デフォルトのアクティブ状態を設定するために、SoC ピンからの GPIO_OSPI_RSTn にプルアップが提供されています。
OSPI フラッシュは 1.8V IO 電源から電力を供給されます。1.8V 電源は、OSPI フラッシュ メモリの VCC ピンと VCCQ ピンの両方に供給されます。SOC の OSPI は、SoC の VDDSHV1 電源グループから電力を供給され、1.8V IO 電源に接続されています。
図 2-19 OSPI のブロック図