AM62X 17x17 SoC の DSS (ディスプレイ サブ システム) は、SK 評価基板上で使用され、標準的な Type-A コネクタ経由で HDMI インターフェイスを実現します。この SK 評価基板は、Lattice Semiconductor の SiI9022A HDMI トランスミッタを搭載しており、24 ビットのパラレル RGB DSS 出力ストリームおよび McASP を HDMI 準拠のデジタル オーディオ / ビデオ信号に変換します。使用されるデータ マッピング フォーマットは RGB888 です。データ バス幅は 24 ビットです。HDMI トランスミッタに接続された SoC_I2C1 は、互換モード レジスタ、TPI レジスタ、CPI レジスタにアクセスします。SiI9022A を使用するには、SoC がデバイスをセットアップする必要があります。これは、SoC と SiI9022A の間の I2C インターフェイスを介して行われます。オーディオ データは、McASP1 インスタンスを介して SoC から HDMI トランスミッタに送信されます。HDMI_I2C バスは、接続されたシンク デバイスの EDID と HDCP データにアクセスします。TMDS 差動データ ペアとトランスミッタからの差動クロック信号は、HDMI ESD デバイス (メーカー型番 TPD12S016PWR) 経由で HDMI コネクタに接続されています。このデータは、オンボードの 5V 電源から HDMI コネクタに供給される電流を制限するロード スイッチとしても機能します。HDMI フレーマには、3.3V ボード IO 電源と専用 PMIC LDO による 1.2V で給電されます。