JAJZ040B December 2022 – July 2025 IWRL6432
PRODUCTION DATA
SPI スマートアイドル モードが有効化されている場合、データ転送のための SPI への内部バス アクセスがサポートされない
IWRL6432 ES1.0, ES2.0
データ転送アクセスのための最初のトリガの前に、SPI のスマートアイドル モードを無効化する必要があります。SPI スマートアイドル モードを有効にする必要がある場合、アクセスが完了した後で SPI スマート アイドル モードを再度有効にする必要があります。
以下の手順に従うことを推奨します。
自動ウェークアップ = 1、コントローラ モード
必要に応じて McSPI を構成する
SPI との間に保留中のトランザクションが 存在しない こと、CPU または DMA による McSPI へのアクセスがもう必要ないことを確認してから、SmartIdle を有効にする (SPI1 では LPRADAR:APP_CTRL:SPI1_SMART_IDLE_ENABLE、SPI 2 では LPRADAR:APP_CTRL:SPI2_SMART_IDLE_ENABLE を設定する)
McSPI へのレジスタまたはメモリ アクセスを行う必要がある場合、SmartIDLE モードを無効化する (SPI 1 では LPRADAR:APP_CTRL:SPI1_SMART_IDLE_ENABLE = 0、SPI 2 では LPRADAR:APP_CTRL:SPI2_SMART_IDLE_ENABLE = 0 を設定する)
コントローラ モードでは、外部ホストは SPI_CS をトグルしないため、ウェークアップが発生しない => SPI 1 では LPRADAR:APP_CTRL:SPI1_SMART_IDLE_AUTO_EN が 1 か 0 か、SPI 2 では LPRADAR:APP_CTRL:SPI2_SMART_IDLE_AUTO_EN が 1 か 0 かの設定に差はない
自動ウェークアップ = 1、ペリフェラル モード
必要に応じて McSPI を構成する
SPI との間に保留中のトランザクションが 存在しない こと、CPU または DMA による McSPI へのアクセスがもう必要ないことを確認してから、SmartIdle を有効にする (SPI1 では LPRADAR:APP_CTRL:SPI1_SMART_IDLE_ENABLE、SPI 2 では LPRADAR:APP_CTRL:SPI2_SMART_IDLE_ENABLE を設定する)
いずれかのコントローラ (DMA/CPU) から McSPI へのレジスタまたはメモリ アクセスを行う必要がある場合、SmartIDLE モードを無効化する (SPI 1 では LPRADAR:APP_CTRL:SPI1_SMART_IDLE_ENABLE = 0、SPI 2 では LPRADAR:APP_CTRL:SPI2_SMART_IDLE_ENABLE = 0 を設定する)
(SPI_CS トグルによって) McSPI からウェークアップすると、クロックは自動的に有効になる。
レジスタ アクセスを行うには、SmartIdle 構成を無効にする (SPI 1 では LPRADAR:APP_CTRL:SPI1_SMART_IDLE_ENABLE = 0、SPI 2 では LPRADAR:APP_CTRL:SPI2_SMART_IDLE_ENABLE = 0 を設定)。
次の表は、上記の回避方法のレジスタ アドレスを示しています。
ビット | 名称 | アドレス |
0 | LPRADAR:APP_CTRL:SPI1_SMART_IDLE_ENABLE | 0x560603A8 |
2 | LPRADAR:APP_CTRL:SPI1_SMART_IDLE_AUTO_EN | 0x560603A8 |
0 | LPRADAR:APP_CTRL:SPI2_SMART_IDLE_ENABLE | 0x560603AC |
2 | LPRADAR:APP_CTRL:SPI2_SMART_IDLE_AUTO_EN | 0x560603AC |