パッケージ情報
パッケージ | ピン数 TSSOP (PW) | 16 |
動作温度範囲 (℃) 0 to 70 |
パッケージ数量 | キャリア 90 | TUBE |
TL494 の特徴
- 完全な PWM 電源制御回路
- 200mA のシンクまたはソース電流の 不確定な出力
- 出力制御により、シングルエンド またはプッシュプルの動作を選択
- 内部回路によりどちらの出力でも 二重パルスを抑制
- 可変デッド・タイムにより全範囲にわたる 制御を実現
- 内部レギュレータは、公差 5% の安定した 5V のリファレンス電源を提供
- 回路のアーキテクチャにより簡単に同期可能
TL494 に関する概要
TL494 デバイスには、パルス幅変調 (PWM) 制御回路をシングル・チップ上に構築するため必要なすべての機能が組み込まれています。このデバイスは主に電源の制御用に設計されており、特定のアプリケーションに合わせて電源制御回路を柔軟にカスタマイズできます。
TL494 デバイスには、2 つのエラー・アンプ、オンチップの可変発振器、デッドタイム制御 (DTC) コンパレータ、パルス・ステアリング制御フリップ・フロップ、5V、5% 精度のレギュレータ、出力制御回路が搭載されています。
エラー・アンプの同相電圧範囲は、-0.3V から VCC - 2V までです。デッドタイム制御コンパレータには固定オフセットがあり、デッドタイムは約 5% です。オンチップ発振器は、RT をリファレンス出力に終端して CT にのこぎり波入力を供給することでバイパスできます。または、同期マルチレール電源の共通回路を駆動することもできます。
不確定な出力トランジスタは、共通エミッタまたはエミッタフォロワのいずれかの出力能力があります。TL494 デバイスはプッシュプルまたはシングルエンド出力で動作し、出力制御機能で動作を選択できます。このデバイスのアーキテクチャでは、プッシュプル動作中にどちらかの出力が 2 回パルスされることはありません。
TL494 デバイスは 0℃~70℃、TL494I デバイスは -40℃~85℃で動作が規定されています。