JAJSJ66F May 2004 – April 2025 UCC2813-0-Q1 , UCC2813-1-Q1 , UCC2813-2-Q1 , UCC2813-3-Q1 , UCC2813-4-Q1 , UCC2813-5-Q1
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
PWM 出力の内部ソフトスタートは、エラー アンプ (E/A) の出力電圧 (COMP) を徐々に上昇させることによって行われます。電流モード制御で使用される場合、この実装により各 PWM サイクルごとにスイッチのピーク電流が徐々に上昇し、制御された立ち上がりが実現されます。電圧モード (デューティ サイクル) 制御では、この機能によりパルス幅が徐々に広がっていきます。
E/A アンプ出力 (COMP) を内部のソフトスタート コンデンサ (CSS) の電圧にクランプすることで、UCC2813-x-Q1 デバイス内でソフトスタートを実行します。このコンデンサは電流源によって充電されます。低電圧誤動作防止の遷移後、または通常動作で基準電圧が最小値を下回った場合、CSS は放電されます。また、故障によって過電流保護コンパレータがトリガされると常に CSS の放電が発生します。通常の PWM 動作では、CSS がエラー アンプにより指示された電圧を上回る値を充電されると、ソフトスタート クランプ回路がオーバーライドされます。
図 7-20 ソフトスタートの詳細ブロック図
図 7-21 デバイスのソフトスタート動作