EAM モジュールは、ユーザーがデバイス内のすべての重大なエラーの原因をデバッグするために必要な包括的なエラー ロギング機能を提供します。
すべてのエラーは、次の情報とともに EAM レジスタに記録されます:
- エラー タイプ – 特定のエラー タイプにマッピングされるマルチビット値 (例:アクセス アクノリッジ エラー、修正不能なエラーなど)。この値はエラー タイプごとにあらかじめ定義されており、例えば CPU PR エラーにおける Access ACK エラーの場合は 0x20 となります (上記「エラー集約」セクションの表を参照)。
- エラー アドレス - エラーが発生したシステム アドレスであり、エラーの発生元をデバッグするために使用されます。独立した高優先度エラー アドレス レジスタと低優先度エラー アドレス レジスタがあります。
- プログラム カウンタ (CPU EAM モジュールにのみ適用) ― キャプチャされたプログラム カウンタ アドレスにより、エラーの原因を特定するのに役立ちます。PC アドレスは、エラーの原因となっている各 CPU が実行していたプログラム カウンタ アドレスに対応するコードを識別するのに特に役立ちます。